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百花繚乱武闘会~熱戦・烈戦・超激戦~

まいどおおきに。ディーンです。

ヌンチャク殿主催のコロシアムイベント『百花繚乱武闘会』について前回の続き書いて参ります。

前回のあらすじ



これまでのあらすじ
・ドラゴンクエストX 超武闘伝~序~
・ドラゴンクエストX 超武闘伝~軍団~
・百花繚乱武闘会~開幕~

また多分長くなるのでタタミマス



遂に決戦の火蓋が切って落とされたDブロック。

D1:道端三兄弟チーム
    VS
D2:ボッケチーム


試合開始寸前、過度の緊張により嘔吐が止まらないディエゴをなんとかトイレから引っ張り出して武舞台に向います。

 「ディーン…わし…もう無理……おろろ~!」

 「くっ……ディエゴは限界だ……兄さん!何か策はないか?」

 「策はないけど……」

「けど?」


 「オナカイタイ……」

「……。レイヤ~ちゃん!もう君しか頼れる人はない!」

「えぇ~!?ど、どうしましょう……」




最悪のコンディションの中、無情にも試合開始のゴングが響き渡ります。
くっ!ここは守りを固めねば!
幸いにも道端三兄弟チームに魔法使いはいません。
隙を突けば一網打尽にできるは……



ビエリ「キエエエイ!神砂嵐(デュアルカッター)!!」


まさかの敵大将突撃により、あえなく地に伏してしまう私。
まだだ!まだ終わっていない!
ビエリ殿が突撃タイプならば私も突撃タイプ!
いわば似た者同士のスタンド使い!!
この試合、大将同士の武が勝敗を決するとみた!!

 
「大気に潜みし炎の結晶よ、我に集え……」
「燃え尽きよッ!覚醒メラゾーマ!!」



ディーンはメラゾーマを唱えた!
ビエリに160のダメージ!!






バ、バカな…。
いかにオーガといえど我が覚醒メラゾーマをここまで防げるものなのかッ!?




 
ビエリ「隙アリッ!喰らえッ!神砂嵐(デュアルカッター)!!」



再び地に伏した私。
いかん。このままでは伝説の床ペロ事件の二の舞になってしまう。
それだけは……それだけはご勘弁願いたい……!



炎がダメなら氷はどうだ!?

「心冷たき王妃の吐息よ、氷の刃となりて大地を切り刻め…」
「一片の氷塊と化すがよい!覚醒マヒャド!!」


ディーンはマヒャドを唱えた!
ビエリに180のダメージ!!











 
ビエリ「これで仕舞いだッ!闘技!神砂嵐(デュアルカッター)!!」



ババーン!!
完全敗北……。
ボッケチームは負けてしまった…。



まさかの初戦敗退を喫してしまいました。
突如として断たれたアストルティア最強の夢……。
現実を受け入れることができない私はボッケチームの仲間たちに吠えます。

 「なぜだ!?最強たる我々がなぜ初戦で負けてしまったのだ!」

 「おまえが突撃するからだよ」

 「えぇ……ちょっと前に出すぎでしたね」

 「!?」

 「おろろろ~」


わ、私のせいだったのか……。
みんな、すまなかった……。

試合中の写真がないのはそれだけ必死だったってことです。

残念ながらキャス率いるわくわく団チームも初戦敗退してしまったとのこと。
しっかーし、トリックはなんと初戦突破!
全ての夢をサムたちに託す……!



悲喜こもごもとした心境の私に近づく赤い影……。

 「ディーン殿」

 「……なんだね。歯医者を笑いに来たのかね」



 スッ

 「!?」

 「いい試合だった」

 「ビエリ殿……!」

 「強敵と書いて『とも』と読む!」







  歴史的和解


ビエリ殿は少年ジャンプの読みすぎだと内心思いましたが、
最高に熱いオーガと出会えたことを感謝し、その場でフレンドになりました。



 「ビエリ殿!必ず優勝してくれよ!!」

 「うむ!お任せあれ!!」



???「そうはい神崎ナリヨ……」


 「!?」


 世界遺産チーム大将:くま
「優勝は我々世界遺産チームがいただくナリ!」


 世界遺産チーム副将:なべ
「コケッコケェ~コッコッコ!!(おうともさ!)」

 「この大会に優勝して……ギャグ王に俺はなる!!」

 「コケッコケッコケェ~!!(ウチらの力見せてやるぜベイベー!!)」


 「……大変だろうけど…が、がんばってね」

 「う、うん……」




このあと道端三兄弟チームは世界遺産チームに負けました。
残念ながら我らがトリックチームも桜龍会チームに敗れてしまったとサミーから報告がありました。


そんな中、最下位決定戦を行うべく我々ボッケチームも再び武舞台へ向かいます。

 「ねぇねぇ」

 「これって勝ちたいけど実際負けた方がおいしいよね?」

 「うむ。しかしやるからには全力で挑むのが礼儀であろう」

 「なぁディエゴ」

 「おろろっろ~!!」


あかん。
もうディエゴはダメだ。


というわけで最下位決定トーナメント第1試合が始まりました。

ボッケチーム
  VS
ソロ枠チーム





敵大将はあおい殿という可愛げなウェディ美人さん


思わず追いかけ回してしまいました。


ってな感じで戯れてたら、まさかの勝利。
最下位決定トーナメントなので、これで我々の全試合行程終了です。
は、はやかった……。


試合後、あおい殿らと談笑。
主催者泣かせなぶっちゃけトークといともたやすく行われるプクリポの熱い接吻。



ボーッと過ごしていると、
道端三兄弟チームと世界遺産チームとなるがさんがいたので自然とDブロック仲間で談笑。

 「もうこれ遺産優勝しないとダメだろ!」

 「我らの屍、乗り越えてゆけッ……!」

 「ぎょっぎょぎょっぎょぎょ!(あったぼーよぉ~い!)」

 「Dブロックから優勝!いいねw」

 「うむ。これぞDの意志……!!」

 「!?」

 「ぎょ…ぎょぎょ……(Dの…意志……)」

 「Dの意志!うん!Dの意志だよ!!」

 「うおおー!D!!D!!」




なんかよくわからんけどみんな仲良くなりました。

そんな中、我らがわくわく団もまた最下位決定戦トーナメント第1戦に勝利したとキャスより報告が。


はい。
ディーン一味全PT試合終了です!お疲れさまでした!


 「せっかくだからみんなで記念写真とらないかい?」

 「いいねw」

 「どこで撮ろうかねー」

 「ヌンチャクさん囲んで撮ろう」


サミーの大胆不敵な発言により主催者を無断で囲んで記念撮影。
なぜかテンションMAX状態のDブロックメンバーも一緒にパシャリ。



てか、ほかの人も結構きてましたね。
アキちゃんとかアキちゃんとかアキちゃんとか。


我々と同じく全試合戦い抜いてつわものどもが夢のあと状態な参加者が
会場のそこかしこで話に花を咲かせています。


ていうか!試合終わったし!もう敵味方なんてDoでもイイ!!
みんな!踊ろうぜ!
っていう空気にいつの間にか会場が包まれたので、私も踊ります。






ええじゃないか!ええじゃないか!



よいよいよいよい♪



ええじゃないか!ええじゃないか!



よいよいよいよい♪



とかなんとか踊っていたら我らがDブロックの星・世界遺産チーム敗退の報が会場を駆け巡る!

 「な、なんということだ……」

 「くま殿らを打ち破るとは……そんな強者がまだ世に存在するというのかッ!」

 「くまっちの仇は俺がとるッ!いってぇどこのどいつでい!!」




????「私だ!!」



 「!!!?」




姉さん、事件です。
これが後に宿命のライバルとなる男との出会いになるなんて
このとき私は夢にも思っておりませんでした……。






ナンテコッタイ。こんなに長いのにまだ終わりやしない!
とんでもない事態になっていますが頑張って近日中に書きあげますので
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