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花の民への鎮魂歌~レジェンド~

コロシアム盛り上がってますな。
かくいう私もハンターの遺伝子が刺激されるせいかコロシアムに篭りたくて仕方ない病です。神コロ様!今こそ精神と時の部屋が必要だ!

子供の頃、このコマで大爆笑しました。

タタミマス。
今日も一年ちょっと前くらいの初期の頃のお話を回顧します。コロシアムの記事を書くと見せかけての騙し討ち!騙し討ちといえば、コロシアムでギガスラ恐怖症になっている方がチラホラおられるようです。それを利用して、間合いの維持や仲間の窮地を救う為に威嚇の意味でギガスラを撃つのがマイブーム。初回は皆さん驚いて下がるのが見てて面白い。そのうち慣れられるとスキを突かれて倒されます。スキを突かれなくても自分のMPが尽きて倒されます。

「MPの無駄遣いやめよ」




デスよね。
 「おっほ」

コロシアムではサムにツッコまれっぱなしです。


さて、本題に移ります。多くの人がキーエンブレムコンプリートに夢中だった時代。私も移り行く時代に取り残されぬよう手強いと噂のウルベア魔神兵に挑むべく固い絆で結ばれたハンター仲間のきつつき、ドッポの2人を招集しました。

きつつき

「本職は旅芸人です。笑いのツボを押さえるためにツボ職人やってます」
おっぱい同盟所属。笑いの道を究める姿勢から、チームの中では吉本的な意味と敬意を込めて、『兄さん』と呼ばれているミスターオシャレボーイ。家が小粋なBarってのも乙なお方。



ドッポ

「俺は雲。雲のドッポとは俺のことよ!」
チーム一のガヤ芸人を称する彼は、ミスターいじられ役としてチームに欠かせないムードメイカー。鬼ごっこ実装時、チーム外の人も参加できるか実験してみようという流れで何度もチームを追放された経歴を持つ。オオカミアタックのオオカミに名前を付けるほどの熱いレンジャー魂の持ち主。




燃え上がるハンタースピリットを抑えきれない三人。この時点でほとんど勝利は約束されたようなものです。しかし、あと一人誰か仲間に加えなければ。この時代に三人狩りなんて言葉はありませんでしたので、いくらシャイな我々でも野良で誰かに協力してもらうという発想をするしかありませんでした。
当時まだ魔神兵を倒していない方はそれなりにいたようで、案外すぐ見つかりました。


魔法使いディーン、旅芸人きつつき、盗賊ドッポに僧侶さんを加えていざウルベアへ。途中僧侶さんがお金預けるの忘れたというビックリ発言がありましたが、勝利を確信してやまない我々はさして気にすることもありませんでした。しかし、運命は皮肉なもの。ハンターとして長年培った経験やプライドは魔神兵の前で木端微塵に打ち砕かれ、まさかの全滅。無言で協会に戻りPTを抜ける僧侶さん。ポテチハートの我々は僧侶さんへの自責の念からかつてないほどのお通夜ムード。重い空気がPTを支配する中、この男が口火を切ります。

 「もう一度。もう一度だけ挑んでみよう」
 「それでダメなら・・・」
 「全員引退!」



当時ドラクエを初めて1、2ヶ月くらいでしょうか。ゲームストーリーを進めるためのボス戦がまさか引退(ゲーム終了)を賭けた闘いに。負けられない終われない。たまたま通りがかった女戦士さんに声をかけ再度挑戦。我々の重たい空気をものともしない女戦士さんの軽快なトークで沈んだ闘志が再び燃え上がります。
いくぞおおおおおおおお!!

本日のBOSS

ウルベア魔神兵雪辱戦開幕!!

 「あっ」
 「あっ」

開幕15秒できつつき、ドッポ死亡。


嘘だろおおおおお!しかも旅芸人死んでるから蘇生できないいいいい!当時かなりの貴重品だった世界樹の葉なんて当然持っていません。俺たちの冒険はここで終わってしまうのか・・・。







「魔法使いさん!諦めてはダメよ!さぁ、杖を取って立ち上がって!!」
女戦士さんの檄に闘志を取り戻した私は全身全霊を込めて呪文を繰り出します。


ウォォォォォォッ!!女戦士さんのためにも負けられない!
己が使命を忘却し果てた機械人形よ。貴様を孤独な凍れる牢獄に誘わん!
ヒャダルコーーーッ!!



 「ドッポくん。ここの床冷たいね」
 「冷たいね」




「なんて重さなの!?とても支えきれない!」
女戦士さんが危ない!そうだ!祝福の杖だ!持てる特技とアイテムを総動員してなんとか持ち堪えるしかない・・・!




 「・・・兄さん、なにしてるの?」
 「床なめてる」
 「ほう」
 「ペロペロ」
 「では私もご相伴にあずかろうかな」
 「どうぞどうぞ」
 「ペロペロ」
 「ペロペロペロ」
 「・・・これは」
 「ほんのり塩味・・・!」








「女戦士さん!!」
「ウチのことはいい!思いっきりかましちゃって!!」

クソッタレーーー!我が全魔力をこの呪文にこめる!!
貴様の命の歯車を滅びへと傾けん!地獄の炎よ!今こそ憎き仇を焼き尽くせ!!







 「おしっこしたい」
 「えっ」
 「ちょっとくらい我慢できない?」
 「えっ」
 「えっ」











ドワチャッカごと消えてなくなれい!!メラミィィィィィィッ!!

ズキュウゥゥン!!
ウルベア魔神兵を倒した!!



戦士と魔法使いの二人でまさか魔神兵に打ち勝てるとは。島津軍が自軍の3倍以上もの大軍であった龍造寺軍を打ち破った沖田畷の戦いに勝るとも劣らない業績。
戦闘後、勝利を称え合う私と女戦士さん。

 「ありがとう、女戦士さん。貴女がいなければこの戦い、勝つ事はできなかった」
 「ふふっ、ありがとう。貴方の魔法もなかなか素敵だったわよ」
 「女戦士さん、失礼ですがお名前をお聞きしてもよろしいか」
 「あら、自己紹介がまだだったわね」



「私の名はジーノ。全てのプクを守るために生まれた、ただの戦い好きなウェディよ」
そう、彼女こそが後に我らがチーム『花天月地』最強の一角となるジーノン。この戦いが、死闘とプクリポをこよなく愛する彼女と初めての出会いでありました。彼女が後に『花天月地』に加入するのはまた別のお話。


「俺ら完全に忘れられてるよね。同じPTなのにいま温度差すごいよね」
 「しょうがないさ。だって床ペロペロしてただけだしね」



これこそが我らがチームで伝説の一戦と名高い『開幕15秒床ペロ事件』。ただ忘れないでほしい。開幕15秒後、ひたすら床をなめ続けていた彼らこそがレジェンドであるということを・・・!


当時の写真が無かったので再現映像でお送りしました。そのあたりはご勘弁ください。だって当時は写真撮る余裕とかなかったんだもの!必死だったんだもの!


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